イギリス留学前の事務手続き

留学準備、手続き

今回は、語学学校以外の事務手続きを中心にお話しします。

【ロンドン】語学学校が14週以上の場合、学割定期の申請(4週間前~)

ロンドンの地下鉄には、日本のSUICAやPASMOのようなオイスターカードと言われるものがあります。

14週以上通学する場合は、3割引になる学割定期の「+18 Oyster Card」を申請できます。顔写真付のカードです。バスはこれがあれば無料で乗れます。定期券外の区間の乗車は割引になりませんが、オイスターカードがあれば現金より割安料金で乗車できます。

対象外の学校もあるので、事前に確認しておきましょう。

また、オンラインで4週間前から手続きできますが、1週間ほどでロンドンの住所に届くので、到着前に郵便物を受け取ってもらえるか、ホストファミリーやシェアハウスなどに確認しましょう。

このカード発行には、£20を発行手数料としてカード決済する必要がありますが、元は取れると思います。顔の画像や学校の情報、いつからいつまで通うのかなどを記入して申込むと、学校がその内容を確認します。問題なければ発行されるという仕組みです。なお、申込時に「トップアップ(チャージ)しますか?」という質問がオンラインで出ますが、しない方が安心です。到着までに誰かに使われてしまうかもしれないので。

届いたカードには、名前のほか、期限(通学の最終日きっかり)と、どのZoneに住むのかが記録されています。しかし、この段階では単なる器です。

駅にもっていって、定期券情報を記録させます。たとえば、「Zone1から3」「今日から」「1か月間」といった具合に選択し、支払いをすると使えるというものです。

ちなみに、最初Zone3に住んでいて、その後Zone2に引っ越すとしても、カードの変更手続きを取る必要はありません。画面には、「Zone1から3」「Zone1から2」「Zone1内」といった選択肢が出るので、選択時に違うものを選べばいいだけです。

パスポートを確認(3週間前まで)

有効期限だけでなく、残存期間をチェックします。イギリスは、帰国時までをカバーしていればOKです。しかし、他の国に寄ってから帰国しようと考えていたら要注意です。EUは、だいたい3か月以上の残存期間がないといけません。また、未使用査証欄が2ページ以上残っていないといけないとか。国によって違います。これを満たしていないと、そのフライトに乗れず、取消手数料などが取られるという情報もあります(近ツリ情報)。

十分な残存期間が無い場合、パスポートを切り替える、ページ数を増やすなどしておく必要があります。遅いところでは手続きから入手まで10日ほどかかるそうです。

トランスファーワイズの口座を開設する (2週間前まで)

現地でお得に外貨両替をするために、海外送金のトランスファーワイズの手続きをしておきます。口座開設にあたり、本人確認作業と住所確認(簡易書留でコードが届く)が必要です。

申込してから先方が本人確認作業をするまで数日、そこから数日で郵便物が届くイメージです。

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留学保険に入る(2週間前まで)

日本の留学保険や旅行保険は不思議なルールがあって、国内で出発前まで加入しないといけません。クレジットカード付帯の保険が切れたあとでいいやと思っていると、入れないんです。

私の場合は、ドイツで国民健康保険に入っていたので、イギリスに渡るときに日本の留学保険に入れないと知って衝撃でした。駄目元で問い合わせてもダメでしたね。

フランスのグローブパートナーというものが、日本語対応をしていたので、なんとかそこに申込ました。日本を出国後だったので契約書にサインをしてFAXする必要がありましたが。ちなみに、ここは保険料は安いです。特に35歳以下の場合。

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話は脱線しましたが、保険は、ものによって、病院で立替なしに診てもらえるかどうか、シェアハウスは対象かどうか、歯科治療が範疇化どうかなど、結構違いがありますので、よく見比べて選びましょう。日本の保険は、1カ月15,000円~20,000円と決して安いものではありませんから。

イギリスでは特に何もありませんでしたが、イタリア留学のときは、ダニにかぶれて皮膚科にいったり、ipadが壊れたりしたのを保険でまかなえて、助かりました。

さて、保険証を持参する必要があるので、早めに申込みましょう。10日ほどで郵送で届くことが多いようです。

また、健康診断、歯などの治療もしっかり済ませておきましょう。
住民税、健康保険料、国民年金などの支払いを済ませる(前日まで)

日本にいない間に未払いにならないよう、支払いを済ませていきます。

住民票を抜く(前日)

住民票を抜くと、その間の住民税等の支払いが免除されます。詳しくはこちらをご覧ください。

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